この記事では『東京の秋葉原は何区ですか?千代田区・台東区の理由と行き方を紹介!』と題してお届けします。
秋葉原といえば、電子機器の聖地として世界中にその名を知られています。
しかし、最近ではアニメやビデオゲームの豊富な商品ラインナップにより、オタク文化の中心地としての顔も持つようになりました。
日本中から若者が訪れるこのエリアですが、実際にどこにあるのか、その地理的な位置については意外と知られていないことも多いのです。
今回は、そんな秋葉原の場所や秋葉原駅のある区、また「アキハバラ」という名前の由来など、一見して明らかに思えるけれども実はあまり知られていない情報をお届けします。
それでは『東京の秋葉原は何区ですか?千代田区・台東区の理由と行き方を紹介!』最後までお楽しみください。
東京の秋葉原は何区ですか?
秋葉原が位置するのは、実は東京の千代田区と台東区に跨がるエリアです。
観光地「秋葉原」は千代田区
電気製品の大手店舗やメイドカフェが並ぶ主なエリアは千代田区にあり、これは東京23区の中心部に位置します。
ただし、千代田区には「秋葉原」という地名自体は存在せず、私たちがイメージする秋葉原エリアは実際には千代田区神田の周辺にあります。
ヨドバシAkiba、ラジオ会館、秋葉原UDX、秋葉原ガチャポン会館などの有名スポットも全てこの地域に位置しています。
千代田区は日本の政治の中心であり、国会議事堂や最高裁判所などの政府機関や多くの大企業の本社がこの区に集まっています。
そのため、昼間は人々で賑わいますが、夜になると人口が大きく減少し、23区の中でも居住人口が最も少ない地域の一つとなっています。
秋葉原駅は千代田区内に位置し、その住所は東京都千代田区外神田1丁目になります。
この駅が設置されたことで、周辺エリアが秋葉原の中心として広く認識されるようになりました。
地名「秋葉原」は台東区!
一方、地名としての秋葉原は実は千代田区の隣、台東区に実在します。
秋葉原駅から北へ約7分歩くと、台東区内の秋葉原エリアに辿り着きますが、この地域は非常に小さく、電気店やメイドカフェ、ゲームショップは見当たりません。
2020年時点で、ここには49世帯が住み、人口はわずか59人という、世界に名を馳せる秋葉原からは想像もつかないような事実もあります。
これらの情報は、秋葉原についての新しい発見を提供するかもしれません。
秋葉原に行くには?
観光地「秋葉原」の電気街に行くために利用できる主な駅は「秋葉原駅」です。
秋葉原駅は、東京都千代田区に位置し、以下の路線が乗り入れています。
- JR東日本の路線:山手線、京浜東北線、総武本線
- 東京メトロの路線:日比谷線
- つくばエクスプレス
これらの路線を利用することで、東京都内はもちろん、近郊地域からも秋葉原にアクセスすることが可能です。
また地下鉄銀座線「末広町駅」も秋葉原電気街に隣接しているのでこちらの駅からも秋葉原へ行くことができます。
秋葉原名前の背景
秋葉原という地名がどのようにしてこの地に付けられたのか、その由来には興味深い物語があります。
かつて江戸時代を通じてこのエリアは火事が多発し、明治に入っても大規模な火災が続きました。
そこで、この地域を火事から守る空地として指定し、火を鎮める神を祭る神社を設けたのです。
地元の人々は、遠州(今の静岡県)から火災防止を司る秋葉権現を祀る秋葉神社をこの地に移したと誤解。
この誤解がきっかけで、その周辺は「秋葉の原」「秋葉が原」「秋葉っ原」といった名で呼ばれるようになりました。
つまり、この名前は「秋葉神社がある野原」という意味から来ているのです。
後にこの地に設立された鉄道駅に「秋葉原」と名付けられ、その名が広まりました。
現在、その鎮火の神社(秋葉神社)は台東区の松が谷に移転しています。
まとめ
『東京の秋葉原は何区ですか?千代田区・台東区の理由と行き方を紹介!』いかがでしたか?
現在、電気製品の名所として知られる秋葉原は千代田区にあり、秋葉原駅もこの区内に位置しています。
一方、地名としての秋葉原は台東区の狭い範囲に限定されています。
秋葉原の主な観光スポットを訪れる際は、それらが千代田区にあると理解しておけば間違いありません。
初めて秋葉原を訪れる人は、東京駅からとても近いことに驚かされるかもしれません。
電車でたったの4分で着くことができるほど、東京の中心部に位置しています。
それでは『東京の秋葉原は何区ですか?千代田区・台東区の理由と行き方を紹介!』あなたのお役に立てればうれしいです。