この記事では『フローリングの冷え対策！コルクマットの長所と短所！』と題してお届けします。
冬のフローリングの寒さ対策として、コルクマットの使用が注目されています。
この記事では、コルクマットの利点とデメリット、さらには購入前に押さえておくべきポイントや選び方について詳しく解説します。
コルクマットは組み立てが簡単なジョイント式が一般的であり、単身者の賃貸住宅にも最適です。設置は手軽であり、専門的な工事を必要としません。
ただし、使用する際には掃除やメンテナンスが必要な点もあります。
私が実際にコルクマットを使おうとした時、そのデメリットが気になることが多かったです。
コルクマットを用いたフローリングの寒さ対策の長所と短所
まず、コルクマットのメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
コルクマットの利点【断熱性と保温性】
コルクマットが選ばれる主要な理由はその保温性です。
床からの冷気を遮断し、温かい空気が床下に逃げるのを防ぎます。
冬には特に足元が冷えがちですが、コルクマットを敷くことで、これを大幅に軽減できます。
コルクは素材自体が冷えにくく、足元を暖かく保つのに適しています。
コルクマットの利点【設置の簡便さ】
市販のコルクマットはパズルのように組み合わせるジョイント式であり、必要なサイズに簡単に調整できます。
これにより、賃貸住宅でも問題なく使用でき、設置後も簡単に取り外しが可能です。
床を傷つけることもありません。
コルクマットの利点【電気を使わない保温】
コルクマットは電気を使わずに部屋を温めることができるため、暖房費の節約にもつながります。
暖房器具と異なり、使い忘れや火事のリスクもありません。
コルクマットの利点【その他のメリット】
コルクマットは防音効果も高く、床への衝撃や音を吸収して下階への騒音を軽減します。
さらに、床の傷防止にも役立ち、賃貸住宅での利用に特に適しています。
コルクマット使用時の留意点・デメリット
コルクマットを使用する際の主な欠点をお伝えします。
使用するうえで、しばしばデメリットがメリットを凌駕することがあります。
主なデメリットは以下の通りです。
- 比較的高価格
- 床暖房やホットカーペットとの同時使用ができない
- 家具の跡がつきやすい
- 独特のにおいがある
- コルクが剥がれることがある
- マットが浮き上がる場合がある
- 清掃が難しい
- カビが生えやすい
また、コルクマットを使用するとダニの発生が心配されることがありますが、これはコルクマット自体よりも使用状況や管理の方法に依存することが多いです。
コルクマット選定のポイント
コルクマットを選ぶ際には価格以外にも注意すべきポイントがあります。
① コルクマットの厚さ
コルクマットの断熱性や保温性は厚さによっては変わりませんが、厚すぎるとドアが開かなくなるなどの問題が生じる可能性があります。
一般的に冷え対策としては8mmの厚さが適切ですが、防音効果を求める場合は10mm以上の厚さを選ぶことが推奨されます。
② コルクマットのサイズ
敷くスペースによってコルクマットの枚数や継ぎ目が増えます。
広いスペースには一辺が45cmの大判サイズがおすすめで、マットの継ぎ目が少なく、見た目もすっきりします。
対照的に、狭いスペースや不規則な形状のエリアでは、一辺が30cmの小さいサイズが調整しやすくなります。
③コルクマットの粒の大きさについて
コルクマットは小さなコルク片を接着剤で固めて作られており、そのコルクの粒の大きさによって特徴が変わります。
大粒のコルクを使ったマットは、通気性や弾力が高く、カビが生えにくいという利点があります。
また、大粒の方が高級感があり、見た目も美しくなります。
しかし、粒が大きいとマット全体の密度が低くなり、コルクが割れやすくなったり、粒が取れやすくなるリスクが高まります。
一方で、小粒のコルクマットは、密度が高く割れにくいため、耐久性に優れており、価格も比較的手頃です。
④コルクマットの材質
多くのジョイント式コルクマットは、表面にコルクを用いて内部にはEVA樹脂などの合成素材を使用しています。
これにより、マットに弾力が生まれますが、完全な天然素材ではないため、素材に敏感な方は購入前にこの点を確認することが大切です。
また、市場には100%天然コルクのみで作られたマットもありますが、これらは高価でありながら弾力が少ない場合がありますが、自然素材の質感や環境への優しさを求める方には適しています。
⑤コルクマットのサイドパーツについて
コルクマットの端を整え、見た目を美しくするためのサイドパーツの有無も重要です。
サイドパーツがあると、マットの端の凹凸が埋められ、デザインが整います。
これにより、マットの隙間にホコリが溜まるのを防ぎ、掃除がしやすくなります。
まとめ
『フローリングの冷え対策！コルクマットの長所と短所！』いかがでしたか？
コルクマットはスタイリッシュで実用的な冷え対策として優れていますが、広範囲に敷く場合には費用がかさむ可能性があります。
長所と短所をよく考え、予算に配慮しつつ、他の冷え対策アイテムも考慮に入れることがおすすめです。
それでは『フローリングの冷え対策！コルクマットの長所と短所！』最後までご覧いただきありがとうございました。
