この記事では『電卓を使って分数を掛ける方法!1/4倍の計算手順は?』と題してお届けします。
電卓を使用して1/2(二分の一)や1/4(四分の一)を乗算する方法について解説します。
電卓の使い方って、学校で習うわけではないのでどうやるの?と疑問に思っている人も多いと思います。
電卓による分数の演算は思いのほか複雑に感じることもあるでしょう。
特に年末調整の際に1/2(二分の一)や1/4(四分の一)を乗じる必要がある場面で、どのようにして電卓で×1/2や×1/4の演算を行うべきかを説明します。
さらに、電卓を用いた分数の除算や分数を小数に変換する方法についてもご紹介します。
それでは『電卓を使って分数を掛ける方法!1/4倍の計算手順は?』最後までお楽しみください。
電卓を使用して分数の乗算を行う方法
四分の一(1/4)の計算は、1を4で割ると0.25になるため、1/4を乗ずることは0.25を乗じることと等しいです。
また、四分の一を乗じるということは、その数を4で割ることに相当するので、電卓で「÷4」を行うことでも計算可能です。
何かに1/4(四分の一)を乗じる計算は、電卓で「×0.25」とするか、「÷4」としても実行できます。
例えば、1000×1/4は250になりますが、電卓では1000×1÷4と入力して求められます。
年末調整における×1/2や×1/4の計算方法
年末調整で、1/2(二分の一)や1/4(四分の一)の乗算が必要な場合、これらの分数の計算方法に迷う人も少なくありません。
例えば、70,000×1/4+20,000の計算を考えてみましょう。
電卓では1/4を「÷4」または「0.25」として計算できます。
そのため、「70000÷4+20000」と入力することで求められます。
答えは70,000×1/4+20,000=37500円です。
また、25,000×1/2+10000の場合、電卓で「25000÷2+10000」と入力すれば計算でき、答えは25,000÷2+10000=22,500円となります。
電卓で分数を計算する方法
電卓を使った分数の乗算の方法
電卓で分数の乗算を行う際は、「数値」×「分子」÷「分母」と入力することで計算できます。
例として、1000に3/4を乗じる場合を考えます。
数式で表すと、1000×3/4です。
電卓では「1000(数値)」×「3(分子)」÷「4(分母)」と入力します。
その結果、1000×3÷4=750となります。
電卓を使った分数の除算の方法
さらに、電卓で分数の除算を行う方法(÷分数)は、「数値」÷「分子」×「分母」と入力することで計算できます。
例えば、1000÷3/4の場合、計算式は1000÷3×4となり、電卓では「1000」「÷」「3」「×」「4」と入力すると答えが出ます。
電卓で分数を小数に変換する方法
電卓を使用して分数を小数に変換する方法は、分子÷分母で計算できます。
例えば、1/4(四分の一)の場合、1(分子)÷4(分母)となり、電卓で「1÷4=」と入力すれば答えが得られます。
電卓を使って分数の足し算と引き算をする方法
では、電卓で分数を足したり引いたりする方法はあるのでしょうか?
もちろんありますのでご紹介します!
分数を電卓で足したり引いたりする時、分母が同じかどうかで計算方法が変わります。
同じ分母の分数の足し算・引き算
最初に分子同士を足したり引いたりし、その後分母で割ります。
同じ分母の分数を足し算や引き算する場合、まず分子同士の計算を行い、次にその結果を共通の分母で割ります。
例えば、「2/7 + 4/7 – 5/7」という計算では、分母が7で共通しているため、[2][+][4][-][5][÷][7][=]と電卓に入力すると、結果は約0.1428になります。
電卓は入力された順に計算するため、2+4-5の計算に括弧は必要ありません。
ちなみにこの計算方法は中学受験する算数の教科書にあるんです。
異なる分母の分数の足し算・引き算
まず分数を小数にしてから計算するします。
異なる分母を持つ分数の足し算や引き算を行う際は、各分数を小数に変換してから加減します。
電卓で分数を小数に変えるには、「分子÷分母」と入力します。
例えば、3/4(四分の三)を小数にするには、[3][÷][4]と入力します。
例として、「3/4 + 5/6 – 7/8」という計算を行う場合、[3][÷][4][M+][5][÷][6][M+][7][÷][8][M-][MR]と入力することで、結果は約2.4583になります。
[M+](エムプラス)、[M-](エムマイナス)、[MR](えむあーる)は電卓のメモリー機能です。
使いこなすと計算の幅が広がる機能です♪
まとめ
『電卓を使って分数を掛ける方法!1/4倍の計算手順は?』いかがでしたでしょうか。
電卓で分数の乗算や除算を行う際には、「あれ、どうだったかな?」となることもあります。
電卓で分数を乗じる場合、基本的には「数値」×「分子」÷「分母」、分数で割る場合は「数値」÷「分子」×「分母」となります。
年末調整での生命保険料控除額の計算時には、「×1/2」や「×1/4」は、電卓で「÷2」「÷4」と入力して簡単に計算できます。
ちなみに電卓を購入した時の説明書にはほかにもいろんな計算方法が乗っていました。
新しく購入した時にはぜひそちらも参考にしてみてください。
それででは『電卓を使って分数を掛ける方法!1/4倍の計算手順は?』最後までご覧いただきありがとうございます。