自分で作る黄土色：絵の具と色鉛筆での調合方法を紹介！
絵を描く趣味を持つ方にとって黄土色はパレットに欠かせない存在ではないでしょうか？
ただ、標準的な12色セットには含まれないことが多いため、自分で作る必要がありますよね。
本記事では、絵の具と色鉛筆を使用して黄土色を作る方法をご紹介していきます。
簡単な絵の具の調合から色鉛筆を使った技法まで、色の組み合わせや混色のコツを詳しく解説します。
また、黄土色に似たマスタード色やベージュ色の作り方も紹介します。
それでは、おうど色を作って多彩な色彩を楽しむ手助けになればうれしいです。
最後までお楽しみください。
この記事に書かれている内容
絵の具を使って黄土色を自作する方法
ここでは絵の具で2色～3色を混ぜて簡単に作る方法を紹介していきます。
ポイントは基本の色にちょっとずつ色をくわえて作成することです。
【2色】黄色と茶色の組み合わせで黄土色を作成する方法
まずは簡単におうど色を作る方法を紹介します。
基本的な黄色に少量の茶色を加える方法です。
これで手軽に黄土色が作れます。
【2色】黄色と紫を使った黄土色の調合方法
次に紹介する方法も2色を混ぜ合わせる方法です。
黄色の基調に、補色である紫を少しだけ混ぜる方法です。
本当に少しずつ紫を混ぜてください。
紫入れすぎると黒くなってしまいます。
これで黄土色が完成します。
【3色】オレンジ、緑、白を活用した黄土色
3食を混ぜ合わせて作る方法です。
オレンジをベースに緑と白を組み合わせて作る方法です。
まずオレンジに緑を少量混ぜ、最後に白で調整します。
3食を混ぜ合わせることで深みのある美しい黄土色になります。
【3色】黄色、赤、黒で深みのある黄土色
三原色を使って黄土色を作ることができます。
黄色を主色にして、適量の赤と黒を加えると黄土色になります。
ここでのポイントも加える赤と黒の量は少しづつということです。
多すぎるとおうど色ではなく茶色になってしまいます。
加えすぎないよう調整が重要です。
黄土色作成の際の重要なポイント
色を混ぜる時は焦らず、ゆっくりと少しずつ加えることがポイントです。
間違った色ができた場合は、修正するのにさらに絵の具が必要になるため、慎重に行うことが大切です。
黄土色を調合する際は、最初に黄色やオレンジをベースにして、次に紫や黒などの濃い色を少しずつ加えていきます。
イッキに作ろうとしないで、試しながら進めていってください。
黄土色の関連色の作り方
ここでは黄土色に加えて、類似した色を作る二つの方法を紹介します。
正確にはおうど色ではないですが、加える絵の具の加減でとても近い色に見えますので試してみてください。
マスタード色の作り方
まず一つ目の類似色は「マスタード色」または「からし色」です。
「黄色＋茶色＝マスタード色」あるいは「山吹色＋茶色＝マスタード色」の配合を使用します。
黄土色よりも黄色が目立つマスタード色は、山吹色を使うことで黄土色との違いが際立ち、より鮮やかな色調を実現できます。
2色を混ぜるだけで簡単にできるので試してみてください。
ベージュ色の作り方
次にベージュのご紹介です。
「白＋黄色＋黒の少量＝ベージュ色」という配合です。
さらに微量の赤を加えると、赤みがかったベージュ色が完成します。
ただし、茶色と白のみではベージュ色にはならないため、注意が必要です。
色鉛筆を使用した黄土色の作り方
水彩色鉛筆で黄土色を作るには、最初に黄色で下塗りをしてから茶色や紫を加えます。
水を含ませたブラシで色をぼかすと、均一に混ざり合い、美しい仕上がりになります。
色が濃く出過ぎた場合は、水で薄めてから拭き取ることで調整できます。
一般的な色鉛筆での黄土色作り
通常の油性色鉛筆では色の混合が難しいため、異なる色を層にして重ねる手法が効果的です。
水彩色鉛筆を利用すれば、ぼかし効果を簡単に出し、黄土色を作ることができます。
まとめ
本記事では、一般に絵の具や色鉛筆の基本セットに含まれない黄土色を自作する方法を、詳細に解説しました。
基本的な12色セットには含まれていない黄土色も、これらの色を組み合わせることで簡単に作ることができます。
これらの技法をマスタード色やベージュ色の作成に応用することにより、さまざまな色彩表現を楽しむことができます。
既存の色を活用しつつ、自分で色を混ぜ合わせて新たな色合いを探求することで、絵画の幅が広がります。
効果的な黄土色の作り方として「黄色と茶色」「黄色と紫」「オレンジ、緑、白」「黄、赤、黒」といった色の組み合わせが挙げられました。
また、色の混合においては、明るい色から始めて段階的に濃い色を加えることも重要なポイントです。
この記事を通して、黄土色を含む多様な色彩を自由に創造できる技術を習得する手助けになると嬉しいです。
絵画制作の可能性を広げることで、より表現力のある作品を創り出す手助けとなると信じています。
