この記事では『ピカソの本名なぜ長い？何文字になるかと覚え方・意味も紹介！』と題してお届けします。
ピカソは20世紀を彩った著名な画家で、芸術に詳しくない人でも彼の名前は聞いたことがあるほどです。
ですが、彼の非常に長い本名・フルネームについては知られていないかもしれません。
この記事では、ピカソの長大な本名とその由来、さらには記憶しやすいコツを紹介します。
ピカソのフルネームを覚えておくと、会話のきっかけや豆知識として披露できるかもしれませんので、興味があればぜひ読んでみてください。
それでは『ピカソの本名なぜ長い？何文字になるかと覚え方・意味も紹介！』最後までお楽しみください。
ピカソの本名は？
ピカソはどんなフルネームを持っているのでしょうか。
早速ですが、ピカソのフルネームをカタカナで記すと次のようになります。
「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピーン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ」
出典によって微妙な違いが見られるかもしれませんが、それは主に翻訳の差です。
気にするほどのことではありません。
日本で一般的な名前の長さと比較すると、非常に長いと感じるでしょう。
実際、カタカナで表記すると94文字にも及びます。
ピカソの本名をスペイン語・英語表記は？
ピカソはスペイン人ですので、アルファベットで名前を表記するときはスペイン語で表します。
現在の流れではわざわざスペイン人の名前をわざわざ「イギリス表記」英語で表現することはされていません。
ではスペイン語での表記はどうなるのか？
スペイン語でピカソのフルネームを表記すると、以下のようになります。
時折英語表記とされることもありますが、実際にはスペイン語の名前になります。
「Pablo, Diego, José, Francisco de Paula, Juan Nepomuceno, María de los Remedios, Crispin, Crispiano de la Santísima Trinidad, Ruiz y Picasso」
カタカナでの表記よりは少々短くなりますが、それにしてもかなりの長さです。
しかし、実際にこの長いフルネームが使われる機会は少なく、一般的には「パブロ・ルイス・ピカソ」や「パブロ・ピカソ」といった短縮形で呼ばれることがほとんどです。
ピカソのフルネームが長い理由
なぜピカソのフルネームはこんなに長いののでしょうか。
ピカソのフルネームが異常に長い理由には、彼がスペイン出身であることが大きく関わっています。
スペインでは、子どもが生まれると、父親と母親の姓を両方受け継ぐ習慣があります。
たとえば、父親の姓が「鈴木」、母親の姓が「田中」の場合、子どもの名前は「太郎 鈴木 田中」となります。
この文化が名前の長さに影響しています。
さらに、キリスト教の洗礼名やピカソと関連の深い人物、聖人の名前が加わることもあります。
これらの要素が複合して、ピカソの名前が長くなっているのです。
ピカソのフルネームに込められた意味
ピカソの名前は、単に「パブロ」という一般的な呼び名以上の多彩な要素を含んでいます。
それには、彼の両親の姓や、キリスト教の洗礼名など、豊かな背景があります。
これらはすべて、スペイン文化の中で特別な意義を持ち、重要視されています。
一方で、ピカソの名前が誤って「ツルハシ便利」と解釈されることがありますが、これは間違いに基づいた情報です。
実際のところ、そのような誤解は「ピケタ」という単語が引き起こしたものと考えられています。
最後の名前、ピカソとピケタが似ているところからです。
「ピカソ」という言葉は、イタリア・ジェノバの方言で「尖ったツルハシ」を意味しています。
この名前は、「先祖がツルハシを用いた職人であった」という背景から来ているとされています。
ピカソのフルネームの覚え方
ピカソのフルネームを記憶したい人のために、名前をいくつかのセクションに分けて覚える方法をご紹介します。
名前を分割して考えることで、各部分を個別に覚えることができます。
「パブロ・ディエゴ・ホセ」という部分を一つのブロックとして捉え、「ホセ」を「干せ」と覚えるなど、各部分を覚えやすい単語に置き換えてみると良いでしょう。
私が暗記のコツですが、分割した名前を無理やりストーリー仕立てで覚えやすモノに変換して覚えていました。
パブロ＝パブ（お酒を飲むところ）でロマンス。
ディエゴ＝ディエゴ（デーゴは沖縄の花）が咲いた。
ホセ=ホセ（干せ）ば選択乾きます。
・・・・。
（こういうのは自分のイメージしやすいストーリーを描いて覚えると楽しいですよ。）
また、YouTubeでピカソのフルネームを朗読する動画を聞くことで、発音を確認することもできます。
余談ではありますが、ピカソ自身も自分の長いフルネームを完全には覚えていなかったとされています。
そのため、日常生活では略称を使用していたと推測されます。
まとめ
『ピカソの本名なぜ長い？何文字になるかと覚え方・意味も紹介！』いかがでしたでしょうか。
ピカソの長い名前にはスペインの文化が大きく影響していたのですね。
ピカソの作品は広く知られていますが、ピカソのフルネーム覚えている人は少ないです。
彼のフルネームをすらすらと言える人はよほどの理由がない限り少ないかもしれません。
しかし、この名前をマスターすることができれば、話のネタや自慢の材料として活用できるでしょう。
さらに、その由来を説明できれば、あなたの博識ぶりをアピールすることができます。
ぜひ、ピカソのフルネームを正確に言えるようになることに挑戦してみてください。
それでは『ピカソの本名なぜ長い？何文字になるかと覚え方・意味も紹介！』最後までご覧いただきありがとうございました。
