風速5mはどのくらい強い？洗濯物とゴルフ・キャンプ・釣り・自転車への影響は？

この記事では『風速5mはどのくらい強い？洗濯物とゴルフ・キャンプ・釣り・自転車への影響は？』と題してお届けします。

気象情報で報じられる風の速さは、天候や気温、降水量とともに重要な情報ですが、風速の具体的な数値を聞いただけでは、その実際の強さをピンと来ないこともあるでしょう。

ここでは、特に風速5メートルがどの程度の影響をもたらすのか、そしてそれがゴルフ、釣り、バーベキューといったアウトドア活動にどう関わるかを説明しています。

また、風速が10メートルや15メートルの場合にどうなるかについても軽く触れています。

それでは『風速5mはどのくらい強い？洗濯物とゴルフ・キャンプ・釣り・自転車への影響は？』最後までお楽しみください。

 

風速5mはどのくらい強い？

風速5メートルは、空気が秒速5メートルで移動することを意味し、これを時速で考えると約18キロメートルになります。

これは、自転車をそこそこの速さで走らせた時に感じる風の強さと似ており、葉や小枝が絶えず動いている程度の風を想像できます。

簡略化されたビューフォート風力階級表を見ると、風力2で木の葉が揺れ、風力3では小枝が動き続け、風力4で砂塵が舞い上がり、風力5では低木が揺れる程度の風力とされています。

雨天時でも風速が7メートル未満であれば傘を使用する上で大きな問題はないものの、風が強くなると髪が乱れやすくなります。

 

風速5mバーベキュー時の影響

バーベキュー時においては、風速5メートルが感じられるそよ風が心地良いかもしれませんが、場所によっては感じ方が異なります。

開放的な場所では、紙コップが軽く動く程度の風力ですが、海辺や川辺では風が想定以上に強く感じられる可能性があります。

 

風速5m釣りは出来る？

釣りをする場合、風速3メートルで既にレジ袋が飛んでいくような状況が起こり得ます。

そして風速が5メートルになると白波が立つこともあり、ルアーを投げる際に風向きが大きく影響することがあります。

 

風速5mゴルフは飛距離に変化ある？

ゴルフにおいては、東京都の年間平均風速が3.2メートルであることを考慮すると、風速5メートルは特に冬には普通に感じられ、夏には少し強い風と感じることがあるでしょう。

風の向きによっては、ゴルフボールの飛距離に顕著な差が出ることもあります。

 

風速5m自転車への影響は？

駐輪中の自転車への影響を考えます。

自転車を置く場所によって風の影響は異なり、特に風が自転車の側面に直撃すれば、倒れる可能性があります。

地面が少しでも斜めになっている場合など、状況によっては弱い風でも自転車が転倒しやすくなることがあります。

自転車が転倒すると修理が必要になる場合があるため、駐輪場所をしっかり選ぶことは大切です。

走行時は進行方向と同じ追い風のときは、風を背中に受けて気持ち良く運転できるかもしれません。

風に向かっての向かい風の時は、思ったよりスピードが出なかったり、長い時間風に向かっての運転はきつく感じると思います。

ハンドル操作にはしっかり握って風の影響を受けないように十分に気を付ける必要があります。

 

風速5m洗濯物にどんな影響が？

一般に、風速7～8メートル/秒以上で洗濯物が飛ばされることがありますが、外干しの際の目安として風速4メートルが挙げられます。

これは、天気予報で発表される風速が、過去10分間の平均値を基にしているからです。

たとえば、午前9時の風速は、その10分前の平均値に基づいています。

理論上、予報された風速の1.5倍から2倍の突風が発生する可能性があるため、風速5メートルと予報されていても、実際には7.5メートルから10メートルの突風が吹くこともあります。

そのため、洗濯物を外に干す際は、瞬間最大風速にも注意を払うことが重要です。

特に、瞬間風速が10メートルを超える場合は、室内干しを検討した方が良いでしょう。

 

風速5mの体感温度変化

風速が1メートル/秒増加するごとに、体感温度は約1℃低下するとされています。

例えば、気温15℃の日に風速が5m/sだと、体感温度は10℃のように感じられることになります。

ただし、体感温度には湿度も関係してきます。

夏は涼しく感じますが、冬は底冷えを感じることでしょう。

 

風速10mどんな感じ？

風速10メートルになると、灌木が揺れ出し、大きな木の枝も動き始めます。

このレベルの風力では、傘を差して進むのが難しく、電線が鳴るほどの風です。

 

風速15mの体感

風速15メートルでは、木々が激しく揺れ、風に逆らって歩くのが困難になります。

中心部の最大風速が17.2m/秒を超えると台風と定義されるため、風速15メートルは台風直前の非常に強い風と言えるでしょう。

 

飛行機と風速の基準

台風接近時に飛行機が欠航することがありますが、それを決定する風速の基準はどれくらいでしょうか？

主な基準は、滑走路に吹く横風です。

例えば、ボーイング機では乾燥した滑走路での風速15メートル、湿った場合は25メートル、雪が降っているか視界が悪い場合は5メートルが目安とされています。

ただし、風向きが頻繁に変わる台風の場合は、判断が難しくなります。

機体の種類や突風の有無によっても変わってくるため、注意が必要です。

 

まとめ

『風速5mはどのくらい強い？洗濯物とゴルフ・キャンプ・釣り・自転車への影響は？』いかがでしたでしょうか。

風速5ｍと予報されていても、ずっと風速５ｍの風が吹いているわけではないことに注意してほしいと思います。

瞬間的に風速10m以上の風が吹くこともありうるということですね。

洗濯ものは飛ばされたり、ホコリがついてしまうことを優位しなければならないでしょう。

スポーツは場所によって影響をうけやすくなる可能性がありそうです。

風速５ｍも追い風になって、楽しむことができるといいですね。

それでは『風速5mはどのくらい強い？洗濯物とゴルフ・キャンプ・釣り・自転車への影響は？』最後までご覧いただきありがとうございました。